映画おっさんずラブ、やっと観てきたので感想とネタバレ

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映画おっさんずラブ あらすじ 【ネタバレだらけ】

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ドラマは春田が上海に転勤になったところで終わっていましたが、映画はその続きになってます。

春田は上海の研修を終え、香港に異動になっていた。
現地の人とも打ち解けて、そこそこお気楽に仕事をしていた様子の春田だが、とうとう日本に帰ってくることになり、送る会で飲みまくり。
ぐでんぐでんに酔っぱらった春田は朝を迎えると、隣に裸の外人が寝ていた。
朝目を覚ますと、そこへタイミング悪くウキウキとはるばる日本から牧がやってくる。
浮気を誤解した牧は、おこって何も話さずに日本へ帰ってしまう。

すぐに春田は日本へ帰国するが、帰った職場に牧が居ない。代わりにジャスティス(志尊淳)がいた。
そこへ本社から狸穴(たぬあなだったっけ?)(へんななまえ、なんだこりゃププ)(沢村一樹)率いる牧といかにも悪そうな人たちがやってくる。
たぬあなが言うには、今すぐ皆出て行けという理不尽な話。部長も怒ってどういうわけか話を聞くと、
中国の会社と共同開発で、春田の営業所の管轄の地域を丸ごと大型のショッピングモールにするという話。

本社の方針で春田の営業所も、不本意ながらこの計画に沿って営業活動を始める。地元の零細企業にたいしての立ち退きの依頼だ。
交渉は難航する中、部長(吉田鋼太郎)が階段から落ち、記憶喪失に。と言っても忘れてしまったのは春田一人についてだけの記憶。

それからはもうドタバタに話が進む。春田と牧の恋のすれ違い。そしてそこにジャスティスと、たぬあなと、武川が絡みあうハーモニー
栗林歌麿呂のセリフはタイミングよく小気味よい。

こんな会社の仲間たちとなら一緒に乗り越えられることもたくさんあるんじゃないかなと感じた。
っていうか、こんなかんじのサラリーマンならかっこいいよ、あこがれる。この一列に並んだシーン、ビビっときます。

最後は部長ともどもハッピーエンドなので安心して見られますヨ


↑ ↑ ↑
頑張れ武藏!

 

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全体の見どころ

邪道だと思われるかもしれませんが、志尊淳と沢村一樹が飛び入り参加にも関わらずイイ感じに混ざってきているところです。
泣き所では志尊淳くんの力説に、会場にいた観客の皆さまの鼻をすする音があちこちから聞こえてきました。

そして沢村一樹、私としては見る前は、こんなに新入り入れて大丈夫か?と思っていたのと、舞台挨拶で沢村一樹が、お客さんの熱を感じて”こんなことならもう一回撮影しなおしたい”と発言したのを見て、えーーーそんな半端な事しちゃったの?
と不安に思っていたんですが、これがまあまあ。なんとまあ。謙遜だったのでしょう。

カメラワークもすっごくよくて、沢村一樹の撮り方がすっごっくよかったと思います。顔と体がとても大きく、存在感が半端なく、悪役としてのいやらしさがうまーく出ていました。スーツとシャツの高そうなパリッとした感じもよかった。

あとはみんなでサウナで乱闘するシーンは楽しみにしてました。
コン!って部長が柄杓でだれの?えーだれ?のだったんだろう!の頭を殴るあの音。
欲を言えばもちょっと汗と熱気を感じさせてほしかったな。


 

たけかわさんのいじらしさ

武川さんのファンも多いと思うんです。私も結構好きなんです。
部長が階段から落ちて入院した時も、おろおろしていてかわいいし、誰かに突き落とされたに違いないとか被害妄想になっているし、その都度蝶子さんにえ?そうなの?とか、え?そうしたいんでしょ?とか、蝶子さんのツッコミも軽快。

花火の日に、部長を誘って屋上でビールを飲むシーンでは、いつも好きになった人は別の人を見ているという切ないセリフ。
最後の結婚式での脚さばきは、かっこよかったんだヨー

リアルでは眞島秀和(武川さん)を筆頭にラインで何百行もコメントし合ったことがあるという仲の良さ。夜中にラインしてるから、朝みるとだれが何を言っているのかが分からないらしくて、見返さないって、笑っちゃいますネ。

 

居酒屋わんだほーの場所ってどこ設定?

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鉄平にいさんと瀬川部長はつきあっちゃってるし、ちずは一人になったみたいだけど、元気にあばれちゃってて面白い。

ちずの視点は豪快で、斬新。最初はえ?そんな考え方ある?って思うんだけど、徐々にそれが普通になっていく。普通ってなんだ?とも考えさせられる。
男でも女でも、人が好きになるのに差は無いんだなと今は思う。

大きな夢を語るシーンではちずの野望にたいしての、瀬川さんのつぶやきがウケます。ちずちゃん、世界征服しちゃうんだー?だっけかな。

 

黒澤武藏部長のかわいらしさ

小麦粉のシーンでしょうかね。いつものようにリーダーシップを発揮して、部下の教育を率先してやる部長なのですが、恋に落ちちゃうともう自分が見えなくなっちゃうのよね。ジャスティスをいちいちひっぱたいちゃってジェラシーで抑えられないのね。

そこに春田の素直な馬鹿さ加減が加わると、最強。

音楽の挿入も絶妙。最後のところの、スキマスイッチの歌の盛り上がりの部分が、吉田鋼太郎の満面の笑みにぴたっと合わさる。

ブーケトスを先頭切って取りに行く武藏さんもかわいい。

 

春田と牧のみどころ

これは何と言っても、キスシーンかな。
春田の牧に対するキスは、すごいとしか言いようがない。牧を大事に大事に思ってキスしてる。
なんというか田中圭、すごいっすという感じ。

花火のシーンは何気ないシーンだけど、この映画の中でも重要なシーンだなあ。


この映画は、男と男が結婚を前提に一緒に行きていく葛藤を描いていますが、それは男と女の葛藤とそんなには変わらないんだなと気づかされます。
そして男同士意外にも、いろいろな形の葛藤を含んだ恋愛があるという当たり前の事実を、非日常の切り口で味わえます。

作り手や演者の皆さまが楽しいと思う限り、続編を見たいなと思うものです。

 

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chocopan

長年働いてきた会社を辞めて、自営業を始めました。 自分的働き方改革中の40代です。 家で働いていて気づいたことや、気になっていることについて、自分の考えを書いています。家にいる時間が増えたので、テレビもよく見るようになりました。毎日軽いジムにも行っています。簿記2級の試験を受けるために勉強中です。 よろしくお願いいたします。

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