コンフィデンスマン プリンセス編 キャストがすごすぎる
コンフィデンスマンのプリンセス編はキャストが豪華すぎるんです。
観てきましたよー、最新作のプリンセス編のレビューです。
予告を観ただけでも、この人もこの人も?えーこの人も出るのー?って程、盛りだくさんで豪華なキャストなんです。
コロナ期で公開予定が遅れていたような気もするし、映画館に行くのも憚られるタイミングだけど、行かずにはいられませんでしたよ。
コンフィデンスマン プリンセス編 キャスト
プリンセス編のキャストはこんな感じです。
ダー子 長澤まさみ
ぼくちゃん 東出昌大
リチャード 小日向文世
五十嵐 小手伸也
モナコ 織田梨沙
コックリ(ミシェル・フウ)関水 渚
ちょびちょび出てくるつなぐ詐欺師 瀧川英次
大阪のアパートのおばちゃん 前田敦子
フー家の長女 ビビアン・スー よく出てくれました!ハマり役
次男 白濱亜嵐
長男 古川雄太
マレーシアのホテルの支配人 滝藤賢一 落ち着きのない失敗しそうな動きがサイコーに面白い
売れない画家 濱田岳
詐欺師ヤマンバ 濱田マリ
大金持ち役 デヴィスカルノ
赤星のお抱え鑑定士 石黒賢
途中と最後に出てくる面白い人 生瀬勝久
フー財閥に仕える執事 柴田恭兵
シンガポールの大金持ちフー財閥の 北大路欣也
だー子がスターと呼ぶ詐欺師 竹内結子
惚れない女はいないというモテ詐欺師ジェシー 三浦春馬
未亡人女詐欺師ラーメンや主人 広末涼子
日本のやくざ赤星集団のトップ 江口洋介
ところでみなさん、コンフィデンスマンの意味ってご存知でしたか?
ドラマと映画でその名前があまりにも定着してしまって、コンフィデンスマンという意味を知らなかった私ですが、調べてみましたよ。
コンフィデンスって、信用という意味なんですね。
コンフィデンスマン1語で、信用詐欺。詐欺師ってことですね。
英語で言うとかっこいい感じですね笑
コンフィデンスマン プリンセス編 感想
今回のプリンセス編は結構深く泣かせてきます。
同じ内容を何度か畳みかけてくるのに、なぜか同じところで2-3度泣けてしまうという深さがありましたよ。
コンフィデンスマン プリンセス編 登場人物
特に輝いていたのが、プリンセス。プリンセスと言うのは、大富豪のフウ家の跡取りとして存在する4番目の子どもの存在ミシェル。
ミシェルは関水渚さんが演じているのですが、初々しさや素直さがとっても輝いていました。
テンポが相変わらずよくて、先日まであのことでしょんぼりしていた東出さんもだいぶ元気になっていて、特に笑えたのがテニス場での爆弾処理をした後のシーン。
”死んじゃうじゃないかー”みたいなセリフが、とっても似合っていたし、泣いちゃッた顔が面白かった。
この人の天性っていうか、能天気なんだけど才能にあふれた所、浮気っぽいけど好きなんだよなー。これからも派手にぶちかましてくれよって感じです。
そして前田敦子の熱演も大うけしました。大阪のおばちゃんを素晴らしい完成度で仕上げていて、好演です。
三浦春馬さんについては、前作の赤のスーツを着ていて、今回も女たらしをさわやかに演じていました。特にダンスのシーンは一緒に踊った長澤まさみも足さばきがキレッキレで、掛け合いも面白く軽妙でした。アイコラ雑誌を小道具に作られていたことに対しての捨て台詞、”勝手に合成すんな!”っていうのもかっこよかったです。
亡くなってしまったことが悔やまれます。もっといろいろな作品に触れたかった、と心から思える俳優です。
白濱亜嵐さんは、Ⅿでもおなじみのお調子モノキャラでしたが、今回は大金持ちのゲイのボンボン役をばっちりキメてくれました。
古川雄太さんは、どこかで見たことがあるようなたぶんコマーシャルかな?というようなこれからブレイクしそうな俳優でした。
ひときわ目立っていました。今回の作品は皆さん英語での演技が多かったのですが、彼は日本人なのか、香港人なのか?韓国人なのか?と言うぐらいミステリアスな雰囲気を醸し出していました。
柴田恭兵のおとなしくも静かに守り切る、執事の神髄のようなものにも感動しました。
もうね、配役の絶妙さ!、コレに尽きる。
また、江口洋介の昔のイケメン時代からのこの感じ。これにも感動しました。これぞ大人の魅力ですねえ!
竹内結子さんは、だー子の尊敬する先輩女詐欺師のスター役でした。
しょっぱなの掴みの詐欺でコンビを組んで失敗し、ケンカ別れをするのですが、なんと今回の大掛かりな詐欺にも一役買っていたのですね。
今日ご自宅で亡くなられたことが分かった竹内結子さん、ご冥福をお祈りします。
チャーミングないたずらな笑顔が忘れられませんね。
コンフィデンスマン プリンセス編 ストーリー
アジア各地で酷い金儲けを繰り広げて庶民の恨みを買っていた、
フウ家の当主(北大路欣也)が亡くなり、その遺言により愛人に産ませた見ず知らずの4人目の子どもを跡取りとすることになったことが分かった。
数々の詐欺師が4人目の子どもだと言って現れるも、皆ウソがばれ、誰も現れ無くなったころ、そこに眼をつけたダー子が仕掛ける。
だー子は道で拾ったコックリ(関水 渚)を子どもに仕立て、自分は母となり豪邸に乗りこむ。
執事としてフウ家を取り仕切るトニー(柴田恭兵)は、フウ家をこよなく愛し、フウ家の為に人生をささげているような人物。
DNA検査も乗り越えフウ家に入ることになったコックリ、4か月に渡る勉強やしつけを終え、華々しい当主引継ぎのパーティーに巻き起こすドタバタ。
だー子はフウ家に伝わる時価数億の金印を狙う。
そこは日本から赤星(江口洋介)やジェシー(三浦春馬)、波子(広末涼子)も参加し、さながら詐欺の競演会のよう。
と、そこへ以前フウ家に地上げをされて憎んでいた男が爆弾を巻きつけて現れる。
コックリはその男と街で面識があり、その男がおとした奥さんの形見の人形を大切に持っていた。
コックリは3人の兄弟との軋轢をも乗り越え、執事のトニーに認められて真の当主となる。
各出演者にそれぞれのストーリーが有り、それをひとつづつ追って見るのも面白いですよ。
コンフィデンスマン プリンセス編ネタバレ
アジアで撮影していることも有り、国際的な映画の雰囲気を取り入れている面白味があじわえました。
贅沢な衣装や道具の数々、俳優陣の厚みが、楽しいんです!
英語や中国語でのセリフを皆がきっと苦労しただろうなと思うくらい流暢に仕上げているところ、手抜き感が全くないところ、日本人もやればこんなにまで出来るんじゃないか!と自信が見えた作品です。
ただただシリアスなのよりも、ユーモアがある中に泣かせてくるこの作品の世界観が大好きです。
そして衣装や小道具のセンスの良さ、長澤まさみのノリノリの演技。口からはみ出したカップラーメンの麺の食べ終わるタイミングまでもが計算しつくされている美しさ。
2年前の香港での4人の飲茶のシーンですでに事は始まっていたというネタバレの中のネタバレ。
ヘタな身内よりも詐欺師の方がよっぽどいい仕事しますぜっていう、だー子の言い得て妙なセリフから始まった今回のプリンセス編の仕込み?
面白い!!!
プリンセス編のロケ地はどこなの?
先日の特集番組ではたしかランカウイ島で撮影をしたというようなエピソードを小日向さんがされていました。
毎日ぼくちゃんと一緒に自転車で撮影現場まで通い、帰りも自転車で帰る毎日だったそうですよ。それが普段の撮影と違って新鮮だったって。
現場人なんだなあって思いました。
コテージを貸しきってそこに俳優陣がみんな住むので、生活も撮影も割と近い距離で何か月間を過ごしたんですって。