デッサンの鉛筆選び方と削り方
デッサン用の鉛筆は美大に行きたいなどで本格的に始めたければ12種類で準備します。
三菱のハイユニかステッドラ―です。
もちろん数は12本より少なくても大丈夫。
ステッドラーの4本セットとかもあるので、学校の美術の時間で買ったことがあればそれも使いましょ。
デッサン 鉛筆 おすすめ
おすすめは三菱のハイユニです。後ろに金の2本のラインが入っているので見慣れてくると分かります。
鉛筆は芯の硬さによって種類分けされています。
12本の場合は、
6B
5B
4B
3B
2B
B
HB
F
H
2H
3H
4H
です。
Bなどの柔らかいものは減りが早いです。
最初はセットになっているものが割安でしょう。
デッサン用の鉛筆の削り方
デッサン用の鉛筆は芯の長さを1センチから1.5センチくらいの長さに鋭く削ります。
カッターはOLFAの古典的なコレを使っています。
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デッサン用の鉛筆削り機は特にないので、手でカッターをつかって削ります。
これってスゴイ歴史を感じますよね
4センチくらいのところから先端に向かってカッターで削ります。
芯は1センチから1.5センチくらいの長さにして、先端も尖らせます。
鉛筆意外にデッサンで必要なものは、
鉛筆を入れるケース(割れにくいように色鉛筆入れの様なモノや、布で作っているこんなのがおすすめです。)
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クロッキー帳CROCQUIS(100SHEET) 表紙の色は赤とブルーが有りますが、どちらも同じです。大きいサイズを使います。
練り消し
鉛筆削り用のカッター
鉛筆削りゴミを入れるタッパー
ガーゼ(消しかすを払ったり、ぼかすときも)
普通の消しゴム
大きい袋に入れて持ち歩きます。
毎日デッサンをして行くと格段にうまくなって行きます。
時間をかけすぎず形をとって行くとよいかも
その後影と光をゆっくり入れていきます。
デッサン 鉛筆 濃さ
濃い部分は真っ黒に塗りつぶしてテカテカになるくらいです。
明るい部分でもだんだん白くはなりますが、紙の白地は見えないように薄い状態で塗りつぶします。
紙の穴ぼこを芯の色で埋める感じです。
同じ鉛筆なのに、芯の硬さが違うことで、黒であっても全く別の色になるんだということが分かります。
鉛筆 使い分けデッサン
鉛筆は12種類持つので、濃さで使い分けます。
影の濃い部分は6B、明るくなるにつれてF、H、4Hとなります。
デッサンがすべての絵の基本となるので、絵をかこうかなと思ったらデッサンをして基礎を固めます。
ピカソなども奇想天外な作風で有名ですが、元々はデッサンもたくさんしていたでしょうし、
実際にデッサン的な絵画もたくさん残っていて、素晴らしいです。
でもその前に、鉛筆の濃さを体得するためにグラデーションをします。
これが結構大変ですが、やるとその後のデッサンに影響して来るほど変わります。
鉛筆の持ち方ですが、デッサンの場合は先を尖らせておき、細かい絵を線で引く場合はそこを使って塗ったり描いたり、柔らかい芯の場合は太いまま平面を使って塗りつぶしたり。
デッサン 鉛筆 描き方
書いていると分かるのですが、デッサンは漫画みたいなものではないため、モノとモノとの線を書けない事に気づきます。
で、光や距離感を鉛筆で表現するみたいなことになります。フチを書くのではなくて、光と影を表現したら結果として物を現していた、というような感じです。
たくさん描いていきたいですね。